賃貸物件のエアコンの掃除ってどうしてる?管理会社へ相談するべき?

賃貸物件では設備としてエアコンが備え付けられていることが当たり前となってきました。
サンエイホームのある埼玉県所沢市も、湿気が高く暑い日と、寒々とした日が交互に訪れ一層体調管理に気を使わなくてはならない季節がこれからやってきます。

損な季節の変わり目に活躍するエアコン、稼働する前にクリーニングや動作チェックなど行いたいですよね。
エアコンの内部にカビが発生していたり、ほこりが溜まったまま稼働すると
エアコン内部の菌をばらまくだけでなく、性能や電気代にまで影響が出ることがあります。

今回は、賃貸物件のエアコン掃除をどのようにすすめれば
トラブルがないのかまとめてみます。

■目次■
賃貸物件のエアコン掃除を行う際は管理会社へ確認しよう
エアコンのクリーニングを行うには?
エアコン掃除を自分でするには?簡単な手順の紹介
まとめ
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賃貸物件のエアコン掃除を行う際は管理会社へ確認しよう

賃貸物件のに備え付けられているエアコンは誰のものでしょうか?
多くの場合、賃貸借契約書に設備としての記載があればオーナー所有となります。
国土交通省 賃貸住宅標準契約書にはエアコンは貸主負担にて原状回復するという旨が記載されています。
そのため、エアコンの管理・メンテナンスはオーナーまたは管理会社が行うというのが基本です。

しかし日常生活を送る上で使用する家具家電は、設備であっても基本的には自分でお手入れをして問題なく使用できる状態を保存しなければなりません。
簡単に言えば、オーナー所有物であるエアコンであっても、日々のお手入れや簡単な掃除を行い、定期的なメンテナンスを行いましょう。掃除を怠って起きた故障や、修理と伴うトラブルには修理費用の負担などが起こる可能性があります。

修理・故障・エアコン分解クリーニング拭き掃除・フィルター掃除など
オーナー・管理会社へ連絡、確認が必要。自分でお手入れする。連絡不要。

季節の変わり目に運転を始めることが多いエアコンは、本体内部にカビが発生しやすくなります。
汚れやホコリを放置したまま、運転を続けると知らない間に繁殖させてしまった…ということにもなりかねません。
定期的な拭き掃除を行いましょう。

異音や修理が必要だと思われる場合は、管理会社へ連絡を入れましょう。

参考: 原状回復をめぐるトラブルとガイドライン/国土交通省

エアコンクリーニングを行うには?

クリーニングを依頼する前には必ず管理会社へ連絡を

季節の変わり目などにエアコンを使用する場合には、ご自身で拭き掃除やフィルター掃除を行うと思いますが
例え定期的にクリーニングを行っていても、エアコン本体の内部やファンには
カビが生えたり汚れがたまりやすいものです。
よく分からず自力でエアコンの分解を行うと、細かい部品を元に戻すことが出来なくなり
故障の原因になることもあるので、注意が必要です。

ご自身で掃除しても改善しない汚れは、プロのクリーニング業者へ掃除を依頼したくなりますよね。
その場合、賃貸物件の設備であるエアコンはもちろんご自身で設置したエアコンをクリーニング業者へ頼んで掃除する場合も1度管理会社へその旨連絡を入れたほうが安心です。
設置したエアコンが、自身の持ち物であっても賃貸物件はオーナーさん、管理会社がいます。
勝手に依頼した業者によって壁の破損や水漏れなどのトラブルになった場合、修繕費用が掛かってしまうことも考えられます。

管理会社へどんな風に伝えればいいの?

管理会社やオーナーへエアコンのクリーニングを行いたい際に伝えたいポイントをいくつか紹介します。

1.クリーニングを行う理由

エアコンクリーニングを頼みたい理由は聞かれるので先に伝えましょう。
カビくさい・内部まで掃除が出来ないなど伝えてもらえるとわかりやすいでしょう。

2.セルフクリーニングの頻度

ご自身での掃除の頻度なども確認されるかもしれません。
もし不具合等が発生している場合、大体でいいので伝えると原因特定の糸口になることもあります。

3.不具合の箇所、症状(故障の可能性がある場合)

もしも故障している可能性があるのなら、どんな状態なのか伝えましょう。
「異音がする」「変なにおいがする」「動かなくなってしまった」など、
故障しているのであれば修理依頼も必要なため、出来るだけ細かく伝えましょう。

エアコンの不具合や故障があった場合、騒音トラブルになる可能性もあります。
こちらの記事も合わせてご覧ください。

https://tokobeya.com/blog/%e9%98%b2%e9%9f%b3%e5%af%be%e7%ad%96/

エアコン掃除を自分で行うには?簡単な手順の紹介

賃貸に備え付けられているエアコンはほとんどの場合設備となるので、
本格的なクリーニングは管理会社、オーナー負担であるとお話しました。
エアコンのフィルターなど、簡単な掃除は管理会社やオーナーへの連絡は必要なく、ご自身で行います。
最近では、自動お掃除機能がついた高性能なエアコンもありますが、
賃貸物件に備え付けられているエアコンは年式が古いものもありますので、
一般的な掃除の流れをご紹介します。

【エアコン掃除の方法】

【1】エアコンのコンセントを外す

【2】本体の拭き掃除を行う

【3】エアコン本体のカバーを開けてフィルターを取り出す

エアコンによって、カバーの開け方が異なる場合があります。
取扱説明書があれば、必ず確認しましょう。一般的にはエアコンの両端をもって引き上げることで開けられます。
フィルターは、取り外しやすいようツマミがついていると思うので引っ張り出せば簡単に外すことが出来ますよ。

【4】フィルターのホコリを取り除く

掃除機で吸い出してもいいですし、丁寧にホコリを取り除きましょう。
一緒にエアコン本体にもホコリが残っていないか確認して、目視できるものは合わせて除去しておきましょう。

【5】フィルターを水洗いする

フィルターは水洗いできます。裏側から水圧でホコリを浮き出させ掃除用ブラシで軽くこすり洗いを行いましょう。
この時力を入れすぎて、傷つけないように気を付けましょう。
使い古した歯ブラシなどでも代用できます。

洗い終わったら、タオルや雑巾で水気をしっかりと拭き取り、乾燥させましょう。
水気が残ったままエアコンに戻してしまうと逆にホコリを付着させやすくなったり
カビを発生させる原因にもなりますので注意が必要です。

フィルターは刺激に弱いので、陰干しするのがおすすめです。

【6】フィルターをエアコンに戻してカバーを閉める

フィルターが乾いたら元通りに設置してカバーを閉めれば終了です。
コンセントを挿し送風運転をして稼働に異常がないかチェックしましょう。
エアコン内部の乾燥にも役立ちますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。
賃貸物件のエアコンは設備のため、プロのクリーニングを依頼する場合は管理会社・オーナーへ連絡をいれましょう。
自分で設置した場合であっても、連絡しておく方が安心です。
クリーニング費用の負担については、契約条件をよく確認してください。契約内容によって異なる場合があります。
退去する時のエアコンクリーニング代についても同様です。

日々のメンテナンスについては、故障やカビを発生させないよう
定期的に行うようにしてくださいね。