稲荷山公園駅Inariyama-Koen
自然も豊富な大規模公園を自分の庭にする。人気の入間基地の最寄り駅。
広大な公園を擁する駅はそれだけで住む価値があります。日々のランニングやウォーキング、四季折々の楽しみ方ができる公園が日常にある幸せを稲荷山公園駅で。
アメリカンスタイルの公園
稲荷山公園駅は1933年(昭和8年)開業、県営狭山稲荷山公園、航空自衛隊入間基地の最寄り駅です。
稲荷山公園は、戦後米軍が使用していたジョンソン空軍基地(現 航空自衛隊入間基地)の一部が返還されたもので、終戦後米軍がこの地を接収した際、基地内の公園として整備したのが始まりです。
米軍管理下の時代には「ハイドパーク」(Hyde Park)という英語名があり、返還後も周辺住民には長くその名称が使われていました。
造成がアメリカ人主体で行われたため、返還後の今でもアメリカの公園のようなゆったりとした雰囲気があります。
春には桜(主にソメイヨシノ)の名所になり多くの花見客で賑わいます。
航空自衛隊 入間基地とイベント
ジョンソン空軍基地の返還後、1958年には航空自衛隊 入間基地として開設されました。
以降、中部航空方面隊司令部が置かれている主要基地として、南東北・関東・中部・近畿地域26都府県の防空を担っています。
日々の防空業務の一方で、入間基地では年間を通じて様々なイベントを開催しています。市内外から多くの人々が集まるため、普段静かな稲荷山公園エリアも、この時ばかりは花見の季節とも並び、大変な賑わいとなります。
所在地:〒350-1324 埼玉県狭山市稲荷山1-1
西武池袋線
主要駅までの所要時間(平日,昼頃の出発)
*各所要時間はあくまで参考です。
この駅で利用できる列車
*S-TRAINは平日上り(豊洲行き)は乗車専用、平日下り
(小手指行き)は降車専用
西武池袋線
- 特急
- S-TRAIN
- 快速急行
- 急行
- 通勤急行
- 快速
- 準急
- 各駅停車
稲荷山公園駅 発着の主要バス路線
- 西武バス
- 狭山28稲荷山公園駅〜狭山市駅西口
稲荷山公園駅へのアクセス
稲荷山公園駅エリアの注目スポット/情報
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東京家政大学 狭山キャンパス
東京家政大学は生活者の視点を大切にし、それぞれの専門の立場から社会に貢献し続ける人を育てる大学。狭山キャンパスでは、健康科学部・子ども支援学部の学生が学んでいます。 公式ページ
とこ部屋大学紹介ページ -
サピオ稲荷山
狭山市ふれあい健康センター「サピオ稲荷山」は市民の健康やコミュニケーション増進のための施設です。狭山市に在住・在勤・在学の方はリーズナブルな料金で利用が可能です。 公式ページ
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サピオ稲荷山
温水プールやトレーニングルーム、レクリエーション、会議室などが利用できます。所沢市・入間市・飯能市・日高市に在住の方も市内料金で利用できます。
春には満開の桜の下でお花見も 埼玉県営 狭山稲荷山公園/狭山市立博物館
狭山稲荷山公園は、約300本ほどのソメイヨシノやヤエザクラの並木があり、桜の名所として市民から親しまれています。広大な芝生広場があり、アカマツ・コナラ等の樹木も多く緑の拠点になっています。
園の敷地内には狭山市立博物館が併設されており、狭山市の歴史や文化など貴重な資料を豊富な写真、ミニチュアなどで学ぶことが出来ます。
交通:西武池袋線「稲荷山公園駅」から徒歩5分。
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米軍のジョンソン飛行場が前身の公園
ゆったりとしたレイアウトの公園には四季折々の表情を見せてくれる沢山の樹木と、こども向けの遊具が人気の「コバトン広場」、BBQガーデンなど様々な楽しみ方があります。
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芝生広場の松
芝生広場の中央に立つ松の長い時間に耐えた姿も凛々しい。
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狭山市立博物館
常設展示に加え年に4回の特色ある企画展、体験学習や各種講座と多様なプログラムを開催しています。
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日本の航空技術の発祥地
戦前より入間エリアは日本の航空技術の発祥地としての歴史を重ねてきました。
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狭山の馬車鉄道
馬が牽引する馬車鉄道。明治時代に鉄道の空白地帯を補完する役割を担っていました。日露戦争が始まると馬は軍に徴発され経営に必要な馬の調達も難しくなり、経営不振も重なって大正時代には廃線に至ったそうです。
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昆虫標本
自然豊かな智光山公園などで採取された美しい標本を鑑賞できます。
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精巧なミニチュア展示
往時の農耕の様子など写真が残っていない事柄を精巧なミニチュアで資料化されています。
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アケボノゾウ骨格標本
アケボノゾウの骨格標本。170万年~70万年前に日本中に生息していたと思われるゾウの仲間。全身の骨格化石の発掘は、狭山市笹井のものが全国初とのこと。
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狭山市発の技術
かつては四輪車も製造していたHONDA狭山工場がある狭山市。未来的なコンセプトカーの展示も。
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様々な写真資料
狭山市の歴史的な出来事を写真で追うコーナー。当時の様子がリアルに迫ってきます。
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昭和の足踏み脱穀機
戦前に使用された古い足踏み脱穀機。米や麦の収穫作業に使われた。稲穂から米粒を取る作業を足踏みで動かして行っていました。
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季節ごとのイベントも
館内では季節ごとの展示イベントも行っています。撮影時にはお雛様が飾ってありました。
様々なイベント開催時には航空ファンや地元の人々が航空ショーを堪能
航空自衛隊 入間基地
埼玉県狭山市・入間市域にまたがる航空自衛隊の基地。1938年(昭和13年)帝国陸軍航空部隊の士官候補生を養成するための士官学校が置かれたのが始まり。戦後の米軍の接収を経て1958年(昭和33年)に入間基地として開設されました。普段この基地には輸送機や連絡機、電子情報収集機、電子戦訓練機などが配備されており、戦闘機は配備されていません。
毎年7月末の納涼祭、例年11月3日(祝日)の航空祭など、一般開放のイベントが行われており、航空ファンばかりでなく市内外からの多くの来場者で賑わいます。
交通:入間駅 北口 徒歩7分(稲荷山門)
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入間基地全容
広大な敷地に2,000m級の滑走路、管制塔、各種機材が並ぶ。画像は11月1日の自衛隊記念日に行われる体験搭乗で撮影されたもの。
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戦闘機や輸送機などの地上展示
入間基地正門脇、広報広場に置かれている各種機材を間近で見ることができます。
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2,000mの滑走路を歩くランウェイウォーク
戦闘機や輸送機が発着する滑走路を自分の足で歩く事ができます。とにかくスケールが大きい!
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航空祭
入間は首都圏から最もアクセスが良い基地。多くの来場者で溢れ、普段は静かな稲荷山公園エリアが大変な賑わいとなります。
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ブルーインパルスによる展示飛行
航空祭では目玉となるブルーインパルスによる展示飛行も行われ、アクロバティックな飛行の妙技に来場者が沸き立ちます。