駅まち

金子駅Kaneko

JR八高線金子駅は入間市で唯一のJRの駅。閑静な住宅地と茶畑が広がる穏やかなエリア。

金子駅
2015年2月に供用開始した新駅舎東口。シャープでモダンな外観がこの地では異彩を放ちます。

駿河台大学のスクールバスの発着所でもあるJR金子駅。小さな駅ですが開業は昭和6年とかなり歴史のある駅です。駅前の桜並木はその美しさで知られており、春になると満開の桜がトンネルのように続き、多くの人が訪れます。

入間市唯一のJR線駅

JR八高線金子駅は、1931年(昭和6年)国鉄八高線八王子-東飯能間開通と同時に開業しました。入間市内で唯一のJRの駅となります。

JR八高線は群馬県高崎市の倉賀野駅から東京都八王子市の八王子駅までを結ぶ路線で、東飯能駅で西武池袋線と相互接続しています。

現在の新しい駅舎は2015年に供用が開始されたもので、後の2017年にはエレベータと多目的トイレが追加されました。

左手の待合室からは、桜の木や電車を眺めることができます。
金子駅西口。シンプルですが待合室やエレベーターも備えます。

トレッキングやウォーキングに

東口からは東青梅まで続く霞川が流れ、川沿いの遊歩道は7.4kmほどのウォーキングコースとなります。道々の茶畑農家のレトロな建物や、川辺の自然を眺めつつ散策。

途中の上谷ケ貫で左に折れると加治丘陵方面の山道へつながります。桜山展望台は標高こそ200m以下ですが、金子駅からの徒歩だと程々に疲労しますのでご注意を。

のどかな風景の中で静けさを楽しむ

JR八高線は単線のため、早朝以外の運行ダイヤは1時間ごとに2、3本。ゆとりを持って行動するのが基本です。

駅から歩いて〜10分の距離にドラッグストア「ドラッグセイムス金子店」、スーパーの「マミーマート金子店」がありますので、日用雑貨や食料品をしっかり購入する場合は必然その辺りになります。

なにもかもが潤沢にそろう駅ではありませんが、静けさや丘陵地帯の自然などここでしか得られない生活があるのもまた事実です。

そんな金子駅での生活、覚悟を持ってお選びください。

JR八高線は全線が単線仕様。駅では上下線の待ち合わせがあります。

所在地:〒358-0046 埼玉県入間市大字南峯429

JR八高線

路線図:金子駅
主要駅までの所要時間(平日,昼頃の出発)

*各所要時間はあくまで参考です。

主要駅までの所要時間:金子駅
この駅で利用できる列車
JR八高線
  • 各駅停車
金子駅 発着の主要バス路線

*バス停は駅前から東へ徒歩2分

駅東側(西武バス)
小手07小手指駅南口~金子駅入口
入市34入間市駅~金子駅

金子駅へのアクセス

金子駅エリアの注目スポット/情報

  • 中華まんミュージアム

    中華まんミュージアム

    金子駅東口から車で約9分。入間ICより車で約4km(約10分)新宿中村屋のコンビニ販売用中華まんを製造する「武蔵工場」で製造工程を見学できるほか、併設のミュージアムで中華まんの歴史や知識を学んだり、試食やゲームまで楽しめます。1日2回開催、完全予約制。最低2名以上のグループから受付となります。詳しい申し込みは方法は公式サイトをご確認ください。 公式サイト

  • 金子ゴルフセンター

    金子ゴルフセンター

    ネットのないゴルフ練習場。土打席もあるので、ラウンドするイメージでショット練習などができます。パター、バンカーの練習場も併設。クラブ貸出あり。場所:埼玉県入間市南峯895-1
    参考:地域情報サイト『CityDO!』※公式サイト無し。

  • 茶畑農家

    金子エリアにも昔ながらの茶畑農家があちこちで見られます。

  • ふれあい茶んぽ道

    霞川を挟んだ丘陵地帯はトレッキングやウォーキングにも最適。自分の脚で探検してみましょう。

  • 上谷ケ貫 八幡神社

    桜山展望台に向かう途中で出会う「八幡神社」の鳥居。元々は文和3年(1354年)という遥か昔に創建された神社とのこと。

  • 上谷ケ貫 八幡神社

    決して華やかではありませんが、人通りの少ない山裾にひっそりと立ち、長い時間人々の生き死にを見つめてきた歴史の重みを感ぜずにはいられません。

加治丘陵/桜山展望台

入間市政施行20周年記念事業の一環として昭和62年に建設された展望台です。標高189メートルに位置し、加治丘陵の四季折々の自然が楽しめる、北コース・南コースの遊歩道の散策の中心として、多くの方に利用されています。

交通:JR八高線「金子駅」から徒歩で34分(約2.4km)。

公式サイト:https://www.city.iruma.saitama.jp/soshiki/toshikekakuka/131/909.html

  • 山道に入る

    桜山展望台に登るルートは幾つかあり、元加治駅の「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」から登るルートもあります。今回はJR金子駅から豊岡街道を東に進み、上谷ケ貫の交差点から山裾を登り山道に入りました。

  • 山仕事の広場

    山裾から山道に入り、展望台へとつながる登山道の入口手前にある開けた広場は「山仕事の広場」と呼ばれています。簡単なアスレチック施設と清潔なトイレが設置されています。展望台に登る前の小休止やピクニックのランチにもぴったりのスペースです。

  • 桜山展望台

    4階建ての展望台は標高189メートルの位置にあり、晴れた日には、富士山、丹沢、秩父連山、筑波山、都内の高層ビル群が望めます。

  • 展望台からの眺め

    眼下には、入間市の地場産業である茶の畑が広がります。