駅まち

下山口駅SHIMO-YAMAGUCHI

西所沢と西武球場前を結ぶ西武狭山線の中間駅

下山口駅

1度は営業廃止になるも、利便性を求める声から復活した駅

旧武蔵野鉄道が1929年に開業した山口線。その沿線に開設した駅として、「下山口駅」の歴史がスタートします。
その後、戦争などの影響から「山口線」が運行休止になり、「下山口駅」も営業休止となりますが、戦後になると「山口線」は「狭山線」として運行を再開するも、「下山口駅」は営業休止のままでした。
しかし、狭山線沿線の利便性を高める声が次第に大きくなり、1976年に営業を再開しました。

西所沢と西武球場前を結ぶ西武狭山線の中間駅

「下山口駅」は池袋まで西所沢駅乗り換えで30分、西所沢と西武球場前を結ぶ西武狭山線の中間駅です。

駅自体はかなりコンパクトですが、緑化指定のある「椿峰ニュータウン」や狭山丘陵の自然について学べる「いきふれ」など、自然を活かした生活エリアを楽しめます。

また、駅のそばには、平安時代末期から安土桃山時代にかけて、この地を支配した豪族である山口氏の居城であった山口城の城郭跡が残り、歴史の一端にも触れられます。

下山口駅で利用できる各交通
  • 西所沢駅まで3分
  • 池袋まで西所沢駅乗り換えで30分

狭山丘陵に広がる緑あふれる街並み、椿峰ニュータウン

狭山丘陵の一角に拓かれた緑あふれる街並み「椿峰ニュータウン」。緑地協定により、敷地の20%以上を緑化するように定められています。

下山口駅
緑の中に閑静な住宅街が

「椿峰」という地名は、鎌倉幕府を滅ぼした武士・新田義貞が、「小手指ヶ原での戦い」の後、この地で食事をするにあたりかたわらの椿の枝を折って箸代わりにしたとの逸話が残っています。食後、新田義貞はその椿の枝を地面に刺して出発。椿はそのまま根をおろしてどんどん育ち、花を咲かせ、いつしか峰は椿の木でいっぱいに…。そんな由来から「椿峰」と呼ばれるようになったそうです。

所在地:〒359-1145 埼玉県所沢市山口1254-3

西武狭山線

路線図:下山口駅
主要駅までの所要時間(平日,昼頃の出発)

*各所要時間はあくまで参考です。

主要駅からの所要時間
この駅で利用できる列車
西武池袋線
  • 急行
  • 快速
  • 準急
  • 各駅停車

下山口駅へのアクセス

下山口駅エリアの注目スポット/情報

  • 下山口駅狭山丘陵

    狭山丘陵

    狭山丘陵の爽やかな空気の中で穏やかな暮らしを。

  • 下山口駅ベルク山口店

    ベルク山口店

    駅徒歩6分のスーパー「ベルク山口店」。24時まで営業しています。

  • 下山口駅狭山 翁

    狭山 翁

    蕎麦の名店・所沢でNo.1の「狭山 翁」蕎麦打ち職人として全国的に有名な「翁」の高橋邦弘氏を師匠と仰ぐ店主さんが営むお店です。師匠から授かった「翁」という文字と、狭山湖にちなんで「狭山 翁」と命名されたそうです。閑静な住宅街の中にありながら、皮むきから石臼挽きまで完全自家製粉の本格手打ち蕎麦を楽しむことができます。オススメです!

  • 下山口駅狭山丘陵いきものふれあいの里センター

    狭山丘陵いきものふれあいの里センター

    「トトロのふるさと基金」が指定管理者の「狭山丘陵いきものふれあいの里センター」略して「いきふれ」。狭山丘陵の自然について学習し、理解を深めるための施設です。展示室、観察バルコニー、講義室などの施設のほか、野外には炭焼きがまを併設しており、定期的に自然観察会も開催しています。(下山口駅から徒歩15分)