美原中学校の職場体験を受け入れました｜所沢の不動産会社としての取り組み

所沢で暮らす皆さまや、子育て世代のご家庭にとって、
地域の未来を担う子どもたちがどのような体験をしているのかは、
とても気になるところではないでしょうか。

私たち不動産会社は、日々の住まいのサポートだけでなく、
地域の教育にも関わる存在でありたいと考えています。

今回は、所沢市内の中学校から依頼を受け、
11月11日～13日の3日間にわたり、職場体験学習の受け入れを実施しました。
当日のスケジュールや体験内容、参加した生徒の様子をご紹介しながら、
私たちが大切にしている「地域貢献」の想いについてもお伝えします。

地域密着企業としての果たすべき役割

不動産会社は、単に物件を扱うだけでなく、
地域の暮らし全体を支える存在です。
所沢で創業し、地元の方々から信頼をいただいてきた私たちは、
「地域の未来をつくる若い世代」に少しでも良い体験の場を提供したいと考え、
今回初めて職場体験の受け入れを行いました。

子どもたちが「働く意味」を知る場をつくる

私たちの仕事は、営業・管理・工事・経営企画など多岐にわたります。
中学生にとっては普段触れる機会が少ない仕事内容ばかりですが、
実際に業務を体験することで、
「働くとは何か」「地域のためにできることは何か」を考えて欲しいと思いました。

当日のスケジュールと実際の体験内容

今回職場体験に来てくれたのは、中学1年生の3人。
皆さん、不動産業に深い興味を持っていて将来の夢は建築士や設計士、
お父さまが不動産会社にお勤めとのこと。
実際にはどんな仕事があるのかを部署ごとに体験してもらいました。

オリエンテーション

最初に、生徒の皆さんへ「不動産会社の役割」「所沢のまちの特徴」
「当社が目指す姿」について説明しました。
特に、所沢では再開発が進み、駅周辺の商業施設や住宅供給など
街が大きく動いている最中です。
また、間取り図が読めるように、間取り図記号の意味や、部屋の広さなどもお伝えし
ワークとしてご自身の自宅の間取り図を書いてもらいました！

みんな真剣に取り組んでいて、間取り図は初めてとは思えない出来でした！
お家に持って帰って答え合わせしたと教えてくれて
こちらも嬉しくなりました。

管理物件見学

午後は、サンエイホームの管理物件の見学へ。
粕谷店長に連れて行ってもらい、新築アパートのluccicare、退去したばかりの
メゾン・ド・ラフィーネⅡという両極端なお部屋を見てもらいました。
室内の設備をひとつひとつ説明してもらいながら、
「これは何に使うんですか？」
「うちにもロフトがあります！」
など、楽しく体験しながら部屋ごとの違いや、立地と賃料の関係など
鋭い指摘も飛び出しました。

帰社後は、実際のお部屋さがしするお客様になって
自分の希望の物件条件シートを記入し、レインズで検索。
店長に所沢の相場や、設備の有無によって条件が変わることを
教えてもらいながら、自分たちで探していました。

管理物件の撮影と掲載業務

2日目は、自社HPやSUUMOなどに物件情報を掲載する
広告業務を、WEBストラテジーセクションの主任について学びます。
当社では、物件撮影をiphoneと360度カメラのthetaで行っており、
みんなで物件撮影を体験しました。

午後は自分で撮影した画像をつかって、
サンエイホームの運営ポータル「とこ部屋」へ実際に
広告掲載を行いました。
今の中学1年生って、タイピングも早いですね…
入力項目がたくさんあって大変だったと思いますが、アピールポイントも
自分たちで考えて出稿してくれました！

業者周りとリフォーム現場作業！

3日目の最終日は、管理部のお仕事を体験します。
管理物件の図面をみて、いいところをピックアップし、
近隣の仲介業者さんへ入居促進のアピールを行ってもらいました！

みんな一番緊張した～！とドキドキだったけれど
自分たちで物件のいいところを見つけてしっかりと
入居促進のお願いをしてくれました。

この日は所沢駅周辺の不動産会社
アエラス所沢店・ハウスコム所沢店・セントラルハウス所沢駅前店の
3社にご協力いただきました。
快く受け入れていただきました皆さまに御礼申し上げます。

午後は、管理部工事課で行っているリフォーム現場の見学です。
コンロや食洗器が設置される前のキッチンや、取り付ける前の
独立洗面台、お部屋の間仕切り、浴室のバスタブ設置など
工事課の係長からひとつひとつ丁寧に説明を受けました。

壁の中が露出しているところなど初めて見ることも多く
断熱の役目や、取ってはいけない柱の説明なども
興味深く質問しながら聞いていました。

地元不動産会社だからこそ伝えられること

「街を笑顔で満たす仕事」を知ってもらう

不動産会社の仕事は、物件を紹介するだけではなく、
オーナー様・入居者様・地域全体の暮らしを支える重要な役目です。
職場体験では、この“縁の下の力持ち”のような業務も知ってもらい、
生徒にとっては新鮮に映ったようです。
近年、所沢は子育て世代にも人気が高まり、
不動産市場も活発です。

地域の魅力や課題に触れることで、生徒たちが自分の住む街を
より深く理解し、愛着を持ってくれることを願っています。