引っ越しの時の挨拶、する?しない?した方がいいメリット3つ

■目次
引っ越しの時の挨拶をする人は意外に多い!?

引っ越しの挨拶をするタイミングはいつが最適?

・引っ越しの挨拶に行く場合に持っていく品は?

引っ越しの挨拶をするメリット3つ
1.緊急時・災害時に頼りやすい
2.近所間でのトラブルが大ごとになりにくい
3.常識をもって接することができる

まとめ


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引っ越しの時の挨拶をする人は意外に多い!?

引っ越しをする際、ご近所にご挨拶する?しない?
よく聞かれるテーマですが、実際どうなんでしょうか。
HOME’Sが10代~60代までの男女を対象に行った調査によると、全年代で挨拶をする人は5割を超えていました。

中でも30代、40代は7割近くにのぼる結果が出ています。

引っ越し時の挨拶、する?しない?3割の人が引っ越しの挨拶をしない理由

https://www.homes.co.jp/cont/press/report/report_00171/

https://www.homes.co.jp/cont/press/report/report_00171/



引っ越しの挨拶をする人で30代~40代が多い理由の一つとして、既婚者であるということもあげられます。
スタッフも賃貸マンションに住んでいますが、隣とその隣に引っ越してこられた方が挨拶に来られたことがあります。
それまではあまり経験がなかったので、丁寧な人たちもいるなぁとそれほど気にも留めませんでしたが
ファミリー世帯の多いマンションだったからかもしれません。

単身者の場合、特に近所付き合いをする必要がなかったり、そもそも時間がなく後回しになってしまったりということがあるようです。
また女性の1人暮らしの場合だと、近隣に住んでいる人だとはいえ知らない人への挨拶は抵抗があるのではないでしょうか。

サンエイホームのTwitterでもアンケートを行ったところ引っ越しの挨拶をすると答えた人は5割を超えていました。

引っ越しの挨拶をするタイミングはいつが最適?

引っ越すお部屋が決まったらご近所への挨拶はどのタイミングで行うのが良いのでしょうか。
引っ越し作業を行う前日までに、作業を行う日程を伝え一言断断りを入れることが出来れば良いのですが
場所が遠方だったり引っ越しする日まで現地に行く機会がないなど難しい場合も多いです。

引っ越し当日に挨拶をを考えていてもなかなか手が回らなかったりするので
作業が済んで落ち着いたら、翌日や遅くても2,3日以内に挨拶に行きたいところです。

挨拶はできるだけ明るい時間帯を選び昼食や夕食時は避け、迷惑にならない時間帯を選びましょう。
日中は留守にしている家庭も多くあると思いますので、そういった場合は夕食後の早い時間帯だったり
日を変えて週末や祝日に訪ねてみましょう。

あまり夜遅くなると迷惑になるので、引っ越してきて早めに挨拶したい場合でも常識の範囲内で行うよう気を付けましょう。
その場合は「夜分すみません」「遅くに失礼します」「お休みのところすみません」と一言添えて挨拶できると
相手も嫌な気持ちにならないでしょう。

引っ越しの挨拶に行く場合に持っていく品は?

挨拶に伺うときは、挨拶品の用意をしましょう。
用意するものは日用品やお菓子・食べ物・洗剤・消耗品など暮らしに必要な品が一般的です。
あまり高価なものを用意する必要はありません。

食べ物やお菓子だったらある程度日持ちのするものを選び
形の残る品なら、シンプルで使う人を選ばないものが良いでしょう。

ご挨拶に伺っても留守だった場合、挨拶品に引っ越してきた旨とまた改めて伺いますと一言添え
ポストへ入れておくことでも気持ちは伝わります。
ポストが近くになかったりしてドアノブに引っかけておく、というのもありますが
紛失の可能性もありますし逆に警戒されることもあるので、あまりオススメはしません。

引っ越しの挨拶をするメリット3つ

さて、引っ越し時に挨拶をしておくとどのようなメリットがあるでしょうか。
まとめてみました。

緊急時・災害時に頼りやすい

地震や台風といった災害が起こった場合、自分だけではどうにもならないような事態になることも充分考えられます。
近所の人と助け合って乗り越えるような場面も出てくることを思えば
引っ越してきてご挨拶をしておくとお互いが安心できます。

知らない相手だと助けを求めるのも躊躇してしまったり、助けに入っていいものか判断しかねることもありますよね。
顔を合わせておけばいざというとき頼りやすいのではないでしょうか。

近所間でのトラブルが大ごとになりにくい

集合住宅に住む場合、壁や床一枚隔てて他人が生活している環境ですが
どんなことでトラブルが起きやすいかというとなんといっても「生活音」です。

よく言われるのが、足音や子どもの騒ぎ声、ペットの鳴き声などですが
顔も全く知らない人だと気になってイライラしてしまうことでも
引っ越ししてきた時に顔を合わせているだけで家族構成や人柄に触れられ、多少のトラブルにも寛容になることもあります。
どうしても我慢ができない場合でも大ごとにならず、早期に解決できるはず。

常識をもって接することができる

「引っ越し時の挨拶をするかどうか」のアンケートで、30~40代が最も多く挨拶をすると回答したデータを見ると
年齢が上がるにつれて引っ越し時の挨拶は文化として根付いているといえます。

また年齢に関係なく挨拶をしなかったことで非常識な人だと印象を抱かれる可能性もあります。
全く知らない、情報もない人には警戒心を抱きやすいと思いますが
引っ越してきた時に挨拶をすることで、相手に安心感を与えることができその後の生活も円滑にすすむでしょう。

入れ替わりの激しい賃貸マンションだととくにコミュニケーションをとる機会はないかもしれませんが
不必要に警戒しあうようだとお互い居心地も悪いものです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

引っ越し時に挨拶をするのかしないのか、したほうがいいメリットについてまとめてみました。
コミュニケーションが希薄になっているといわれる昨今ですが、必要最低限のマナーは守って
日々の生活を送りたいものですね。

ここまで引っ越し時の挨拶に関して肯定的な立場でまとめてきましたが
女性の1人暮らしに関しては、一概にはいえませんので注意が必要です。

「女性が一人で住んでいる」ということをむやみに知らせると犯罪の引き金になる可能性もゼロではありません。
周辺環境や状況をみて、安心して暮らせる環境づくりをしてください。
単独で挨拶に回るのはおすすめできませんが、先述した災害や緊急時など
万が一の時に誰一人知っている人がいないというのは怖いもの。

挨拶回りをする場合は友人や家族と同伴で犯罪リスク低減の対策を取りましょう。

気持ちよく新生活を始められるようしっかり準備をすすめていきたいですね。