こんにちは、サンエイホームです。
みなさんは「ロフト付き」のお部屋ってどういった印象をお持ちですか?
今回は、ロフトがついている物件についてメリット・デメリットや活用術などまとめます。
■目次■ |
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ロフト付き物件の変遷 ロフトってどういったもの? ロフトのメリット・デメリット まとめ ◆タイトルをクリックするとその位置まで飛べます◆ |
ロフト付き物件の変遷
ロフト付き物件は、一人暮らし用のお部屋に多く見られますが
コンパクトで使い勝手の限られるワンルームや1Kタイプの救世主としてバブル期頃に数多く建築されました。
バブル期は不動産価格も例に漏れず異常ともいえる高騰をみせ
限られた土地面積に多くの部屋数を取るには1部屋分のスペースはどうしても狭くなってしまいます。
あまりに狭くしてしまうと住み心地も悪く
入居率にも影響するためロフトをつけ、入居者自身で自由に使えるスペースを生み出したのです。
一人暮らしをする学生も一気に増えた時代背景と重なり
ロフト付き物件のブームが起こったのです。
ロフトってどういったもの?
そもそもロフトとはどういったものでしょうか?
一般的に、居室からハシゴを使ってのぼり、もう一つの空間を設けたものをいいます。
屋根裏部屋のような感じでしょうか。
賃貸ではこの部屋を2層に分けたような造りが多くみられます。
中腰程度の高さが一般的かと思いますが、最近では部屋全体の天井を高くし
ロフト部分でも普通に生活できるスペースが確保された物件も出てきています。
収納だけ、寝るときだけ、といった使用方法から
もう一つのお部屋としての使用も可能です。
ロフトのメリット・デメリット
◆ロフトのメリット◆
【部屋が広く使える】
なんといっても最大のメリットは「部屋が広く使える」ことです。
ワンルームや1Kはベッド・テレビ、収納など全ての家具を同スペースに置かなくてはなりません。当たり前ですが。
一人暮らし用のお部屋の広さは平均すると20㎡前後ですが、ベッドを置くと居室の半分以上を占めることもあります。
ロフトがあるだけで季節によって使わないものを収納しておけたり
寝る時布団を敷いて使ったりと余裕をもった生活ができますね。
【解放感を感じる】
ロフトがある分、部屋全体の天井は高くなります。
上に空間が広がっていると不思議と実際の面積以上に広く感じられ、解放感を感じられます。
高さのある家具も置けるので、収納スペースを増やしたり
インテリアの配置もアレンジが広がりますよ。
【秘密基地感を味わえる】
ロフト部分の広さは建物によって様々なので、用途も変わってきますが
天井の低い限られたスペースの中にいると
秘密基地のようでそれだけでワクワクしませんか?
一般的には窓なし・もしくは小窓付きのロフトが多いので
趣味部屋としての活用もおすすめです。
小説や漫画を読むのにも落ち着いた空間が確保できますし
映画を壁面に投影して自分だけの映画館、というのも贅沢ですね。
作業スペースとしても集中できるのではないでしょうか。
普段生活する居室をいつもと違った視線で上から見るのも
面白いかもしれません♪
◆ロフトのデメリット◆
【エアコン(冷房)の効きが悪い】
物件によっては、ロフトよりも下にエアコンが設置してあったり
ハシゴで上ったら筒状の窓なし空間…といったことも少なくありません。
空気は熱いと上に、冷たいと下にいく性質上
ロフトは何の対策もしないと熱気がこもって暑苦しくなり
寝室としての使用を諦めてしまうことも少なくありません。
扇風機やサーキュレーターを設置して、冷気を送り込んだり
窓がある場合は換気をして暑さを改善しましょう。
ロフト部分にコンセントがあると便利ですね!
【ハシゴの上り下りに注意が必要】
先ほどメリットでお伝えした「高さ」ですが
これはデメリットにもなりえます。
ハシゴの昇降には気を使わないといけません。
例えば寝起きや、体調不良、お酒の飲みすぎ等、普段と違う状態の時に事故が起こりやすいので
無理して上らないという選択も必要になってくるかもしれません。
【照明を交換するのが大変!】
ロフト付き物件は天井が高いものが多いですが、必然的に照明の位置も高いです。
室内の照明設備は電球や蛍光灯等が切れた場合、入居者自身で交換する必要がありますが
ロフト付き物件の場合容易ではありません。
交換器具をロフトまで運んで交換…できればいいのですが
物件によっては手の届かない位置に照明がある場合も…。
脚立を用意しておければいいのかもしれませんが
あまり現実的ではありませんね。
そういった場合、無理せず物件の管理会社へ連絡して指示を仰ぐのも1つの手です。
LED電球に変えるのもいいかもしれませんね。
過去の記事でもLED電球をご紹介しています。
良かったら目を通してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ロフト付き物件についてまとめてみました。
暑さや高さへの対策が出来れば、仕事や趣味、収納など様々な場面に適しているので
近年ロフトへの需要も増え始めているんだとか。
全ての物事にはメリットもデメリットも存在します。
自分にとって何が大切かを決めたら視野を広くお部屋探ししてみてくださいね!
とこ部屋ではロフト付きのお部屋もたくさん探せます。
覗いてみてください!