雨の日の内見ってどう?賃貸営業マンがおすすめする注意して見るべき3つのチェックポイント

■目次■
雨の日に物件の内見をするということ
雨の日に物件の内見をするメリット
雨の日に物件の内見をするデメリット
まとめ

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雨の日に物件の内見をするということ

雨の日に物件の内見─ 隠れた魅力を発見するチャンス

雨の日に物件の内見をすることは、多くの人にとっては避けたいと思われるかもしれません。
しかし、実はその逆であり雨の日こそ物件の本当の姿が見えるということをご存知でしょうか?

物件を探す際、晴れた日に内見をすることが一般的です。
しかし、晴天下では隠れた問題やデメリットが見過ごされることがあります。
そこで、雨の日に物件の内見を行うことで新たな視点から物件を評価するチャンスが生まれるのです。

雨の日に内見することで得られるメリットは、一見すると想像しにくいかもしれません。
ですが天候が悪いからこそ、物件の真の魅力や潜在的な問題が明らかになるのです。
本記事では、雨の日に物件の内見をするメリットや注意点についてご紹介します。

内見時のチェック項目については、以下の記事も参考にしてみてください。

雨の日に物件の内見をするメリット

1.漏水や雨漏りのチェック

雨の日に内見することで、屋根や窓などの部分からの漏水や雨漏りがあるかどうかを確認することができます。
天井や壁など、湿り気のある場所にシミ・カビなどが浮き出てくる場合もあります。
ジメジメと湿気が気になる場合や、雨音が思ったよりも大きい、お部屋の中の臭いが気になる…など
普段は感じることのない箇所に目が向くと思います。
その部屋に住んだ時、雨の日にどう過ごすのか想像することも、お部屋選びのポイントとなるのではないでしょうか。
雨の日になると、問題がある箇所が浮き彫りになりやすくなるため、潜在的なトラブルを
早期に発見するチャンスとなります。

2.騒音の確認

雨の日は一般的に静かな状況になります。この静けさを利用して、周囲の騒音レベルを確認することができます。
室内にいるときに窓を閉めて外部の騒音を遮断し、物件内部の静寂を確認してください。
道路や近隣の建物からの騒音が少ないかどうかをチェックすることが重要です。
幹線道路が近い、商業施設が目の前といった立地ですと、音に敏感な方は特に住んでから
騒音に悩まされた…といった話を耳にすることも珍しくありません。
不快に感じる音の量や質は個人差がありますが、忘れずに確認しておくことをオススメします。

3.照明と室内の明るさ・建物の設備に注目

雨の日は天候が曇りやすく、室内が暗くなりがちです。
内見時には、照明の明るさや配置を注意深く確認し物件内の明るさについて判断してください。
また、自然光が入る窓の位置や方向も確認しておくと良いでしょう。

同じように、共用部分にも目を配るといいでしょう。
晴れた日にはそれほど気にならないかもしれませんが、共用部の蛍光灯が切れているとか
階段や廊下部分に屋根がない、といったことも少なくありません。
玄関から出ると同時に傘を差したり、
荷物をもって鍵をしめるなど、思ったより動作が多い場所でもあるので
雨の日を考慮して、玄関前や共用部分に屋根が欲しいといった方も一定数いらっしゃいます。
忘れがちな部分になるので、雨の日はチェックしやすくなります。

また、ベランダも合わせて確認してください。
洗濯物を干す場合、突然の雨で洗濯物が濡れないように屋根の大きさは足りているかどうかや
排水設備があるのかどうか、しっかり傾斜がついていて排水されやすそうかどうかも
雨の日だと想像がつきやすいかと思います。

雨の日に物件の内見をするデメリット

1.外観や景観の確認が難しい

雨が降っている時には、建物の外観や周囲の景観が正確に把握しにくい場合があります。
建物や周辺環境が暗く見えたり、視界が悪くなったりすることがありますし、
屋外の設備や施設(例:プール、庭、駐車場)を正確にチェックすることが困難です。

外観や、外にある設備、周辺環境はやはり晴天の日の方がより明確に確認できます。
内見の日が雨だった場合、写真や資料を参考にしながら、物件周辺の状態を予測し、
利便性や快適性について考えてみましょう。

2.日当たりを確認することが難しい

日当たりは、住宅や物件の魅力や居住環境に大きく影響を与える要素の一つです。
晴れた日に内見をすると自然光が豊富に入り込み、室内が明るく開放的に感じられることがあります。一方で、雨の日には曇り空や雨雲に覆われているため、室内の日当たりが正確に把握しにくくなります。
日当たりの確認が難しい場合、以下のような要素に対する判断が制約される可能性があります。

◆ 部屋の広さ、明るさ

日当たりの良い部屋は明るく広々と感じられます。室内の明るさや開放感を確認するためには、十分な自然光が必要です。雨の日には天候の影響で光量が減少し、室内の明るさを正確に評価することが難しくなります。

◆ 洗濯物が乾くかどうか

日当たりの良い部屋は洗濯物を自然乾燥させるのに適しています。
雨の日に内見をすると、洗濯物を干すスペースや日差しの入る場所を確認することが難しく、
居住時に不便を感じる可能性があります。

雨の日に物件の内見をする場合、日当たりの評価が制約されることを認識しておく必要があります。
物件選びにおいて日当たりが重要な要素である場合は、
改めて晴れた日に内見することを検討することも一つの選択肢となるのではないでしょうか。

まとめ

雨の日に物件の内見をすることは、多くの人にとっては避けたいと思われるかもしれません。
しかし、その中には意外な魅力が潜んでいる場合もあるのです。
雨の日に内見する際のメリットやデメリットを詳しくご紹介してきましたが、
天候が悪い日は、物件の問題や欠点が露わになりやすく、晴れた日では
見逃してしまうかもしれないポイントを見つけることができます。

物件写真にも言えることですが、晴れていて青空の明るい日は
お部屋もよく見えますので、あえて雨の日に物件をみてみることは
「最悪な状態でも申込したいと決断できるかどうか」の判断材料にもなります。
結果的に、より良い判断ができ自分にとって理想的な住まいを見つけることができるかもしれません。
足踏みをされている方は、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

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