■目次■ 虫の出やすい部屋の特徴って? 害虫対策はしっかり行おう!予防法3つ 1.部屋に入れない 2.植物と水たまりに注意 3.ため込みやすい段ボールは虫に最適な住処 普段の生活の仕方で虫を寄せ付けないようにする まとめ ◆タイトルをクリックするとその位置まで飛べます◆ |
暖かくなってくると、人も動物も活発になってきますが虫たちも一緒です。
この春、進学や就職などで一人暮らしを始めた方も多いと思いますが
やっと環境に慣れてきたと思ったこの時期にどこからともなく
部屋の中に虫が出て暮らしが脅かされるなんて可能性もあります。
ゴキブリやコバエ、ダニ・蚊など、湿気た暖かい空気を好む虫たちは
梅雨の時期からは特に部屋の中に入れないように対策が必要です。
苦手な人も多いであろう、虫に遭遇しないためのお部屋環境の作り方や
害虫対策をまとめてみます。
虫の出やすい部屋の特徴って?
虫にも色々いますが、総じて好みやすい環境というものがあります。
虫が出やすい部屋の特徴としては
・用水路や川など水辺のそばに立地 ・築年数が古い ・1階が飲食店・店舗になっている ・自然が豊か |
などが挙げられます。
築年数の経った物件は歪みや隙間が発生しやすく、虫が侵入しやすい箇所ができてしまいます。
立地で言えば、自然豊かな樹木や雑草の生い茂るような場所や
用水路、川などの水辺付近は虫の生息地となるために注意が必要です。
住宅地に建つ物件に比べれば、虫が出やすい環境です。
また、1階が飲食店やコンビニとなっている物件では毎日食材を扱い
廃棄も出るので虫は集まってきやすいでしょう。
その流れで低層階にある部屋よりも高層階の方が虫が侵入してくる確率は低くなります。
どの虫もそうですが、飛べる高さに限界があるので虫が苦手な人は
高層階を選ぶ方がいいかもしれませんね。
ただし絶対出ないわけではありません。
例えば蚊は5m程度の高さ(建物2階あたり)までしか飛べないといわれていますが
ビル風や上昇気流に乗ると高層階まで飛んだり
人や物について侵入することもありえるので注意してください。
害虫対策はしっかり行おう!予防法3つ
同じ建物内でも虫が集まりやすい部屋もあれば、出ないという部屋があったり様々です。
そういった場合は、知らないうちに虫が好む環境を自身で作り上げてしまっているかもしれませんね。
そうならないために出来ることをまとめます。
1.部屋に入れない
一番の重要なポイントは、部屋の中に虫を入れないことです。
どんな虫でも必ず外部から侵入してきているはずなので、自分の部屋の中で
侵入口だと思われる場所はわずかな隙間であっても塞ぐことが大事です。
よく言われるのはキッチンやお風呂の排水溝・換気扇・24時間換気システム・玄関ドアポスト口などです。
【排水溝】
主にゴキブリは、配水管や排水ホースを伝って上ってくる可能性があります。
排水溝は廃棄食材などを長期間放置せず、清潔に保ち排水溝ネットなどを張って侵入経路を塞ぐようにしましょう。
【換気扇・換気口】
換気扇や換気口は外と直接つながっているので、虫たちは自由に出入り出来てしまいます。
フィルターが貼ってあれば良いですが、築年数の経った物件は覗けば外が見える状態になっていることも少なくありません。
専用のフィルター、もしくは目の細かいネットやストッキングなどでも代用してカバーできます。
【玄関ドアポスト】
以外に盲点となりやすいのが玄関ドアポスト口です。
集合ポストが設置してある場合、ほとんど使用されることのないドアポストですが
虫たちにとっては恰好の侵入経路です。
使用していない場合はテープなどで塞ぎましょう。
2.植物と水たまりに注意
蚊やゴキブリが好む環境となりやすい観葉植物は注意が必要です。
鉢植えの水が溜まっているだけでも虫が集まってきますしボウフラも発生します。
葉や幹など虫に卵を産み付けられるようなこともあるので
むやみやたらと室内に緑を増やしすぎるのも考え物です。
定期的に管理ができない場合はいっそ置かないとい選択肢も用意しておいてください。
3.ため込みやすい段ボールは虫に最適な住処
コロナ禍ということもあり、ネット通販を利用する人も増えたと思います。
段ボールが室内にため込まれている…なんてことありませんか?
段ボールは虫…ゴキブリにとって最適な住処となってしまいます。
あまりため込みすぎないように、こまめに処分しましょう。
Instagramにもまとめていますので、あわせて参考にしてください。
普段の生活の仕方で虫を寄せ付けないようにする
虫たちはミントやハッカ、かんきつ類の香りが苦手だそうです。
アロマスプレーや消臭スプレーはミントやかんきつ系の香りを選んで使用すると
虫を寄せ付けない予防法として効果的です。
その他にも、害虫対策グッズはさまざまなタイプがあります。
部屋の中にいれない、を念頭に選んでもしも部屋の中で見つけてしまったら
駆除するグッズの用意もあると安心です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
虫被害にあわないことが一番ですが、「虫が出たことなんて1度もない」ということはないと思いますので
物件選び、周辺環境の確認などと合わせて自分に合った虫対策をしてくださいね。
虫被害が原因で、お引越しを考えるといった方もいらっしゃいます。
あまりに被害がひどい場合は、環境を変えるのが手っ取り早い場合もありますので
選択肢の一つとする場合は、以下の記事もあわせてご確認ください。