根強い人気!独立洗面台は必要?ない場合の工夫の仕方

賃貸のお部屋探しをされているお客様から希望条件を伺うと高確率で独立洗面台のあるお部屋と言われます。
特に女性からは人気が高く、重要度が高い設備の一つですね。

しかし賃貸の場合水回りの設備が充実すればするほど
賃料が高くなる傾向にあるので、ご自身の希望予算とのすり合わせが必要です。

あるに越したことはないですが、ないと不便なの?
本当に必要なの?代替案は?といったところをまとめていきます。

■目次■

独立洗面台とは?

独立洗面台がない場合でも工夫次第で快適に暮らすコツ
1,キッチンの流し台を使う
2,部屋の一画にヘアセット・メイクコーナーを設ける
3,浴室の洗面台を使いやすくアレンジ

独立洗面台の設備をオススメする人、必要がない人

まとめ

◆タイトルをクリックするとその位置まで飛べます◆

独立洗面台とは?

独立洗面台とは、その名の通り洗面台として独立した設備のことをいいます。
賃貸の特に単身者向けのお部屋(1Rや1K)だとお風呂場の浴室にくっつく形で洗面台が設置されていることが多いです。

洗面台が浴室内に設置されている場合、多くは洗面台と壁に鏡が設置されている程度で
収納はありません。
水回りは思っているよりも置いておきたい小物が多いので収納のある独立洗面台を希望する人も多いです。

先述しましたが、水回りの設備が充実すると賃料は高くなってしまいます。
5,000円前後上がるので、予算オーバーになってしまうという方もいらっしゃるでしょう。

欲しい設備であっても、取捨選択が必要になってきます。


水回りについてはコチラの記事もオススメです。
合わせてチェックしてみてください。

独立洗面台がない場合でも工夫次第で快適に暮らすコツ3つ

独立洗面台がないお部屋でも、工夫次第で快適に過ごせるはず。
いくつかの方法をまとめてみます。

1,キッチンの流し台を使う

独立洗面台のないお部屋の場合、キッチンの流し台が代用できます。
キッチン周りは調理器具が置かれるので、洗面用具を置くスペースの確保が難しいかもしれませんが
コンパクトにまとめたり、鏡はスタンド式のものや壁に貼り付けるタイプを設置すれば洗面台としても利用できます。

2,部屋の一画にヘアセット・メイクコーナーを設ける

ヘアセットやメイクは部屋の一画にコーナーを設けると身支度しやすくなります。
独立洗面台がなくても、小物をまとめて収納しておけるボックスを用意すれば持ち運びもでき便利です。

室内でメイクする方が自然光が入り明るいので、影にならず作業しやすいかもしれません。
独立洗面台のある水回り周辺は光が入らず照明に頼ることになるので影が濃く、見た目の印象にも差が出やすいです。

また室内だと全身鏡を設置できるかもしれません。
独立洗面台では上半身までしか映りませんが、全身鏡ですとヘアセットやメイクとあわせて全身の身だしなみチェックもできるのでおすすめです。

1人暮らし用のお部屋だとスペースも限られているのでメイク道具やヘアセット品をコンパクトに収納できるボックスや
鏡付きの専用ボックス、テーブルに収納のついたものなど、セットになったものも色々あるので探してみてください。

3,浴室の洗面台を使いやすくアレンジ

独立洗面台がないお部屋は、浴室に洗面台がついていると思います。
この洗面台周りに収納できる棚を設置したり、格子網をつけて小物を吊るすスペースを設けたりつっぱり棒を活用したりと
収納スペースを増やすと使いやすい空間になります。
磁石がくっつくタイプの壁であれば傷つけずに収納やディスプレイを増やせますね。

バストイレ一緒の場合だと、トイレタンク上はスペースが広くとれるので、ストック品などもおいて置けて便利ですよ。

ただ水回りになるので、電化製品はしまっておけません。
別に収納して、使用する場合だけ持ち込むか居室内で使用するようにしましょう。
また浴室内は床が濡れていて使用しにくいといった場面も出てきます。
専用のスリッパ、またはすのこ等を用意しておくと便利です。

独立洗面台の設備をオススメする人、必要がない人

独立洗面台はあると便利ですが、必ずしも必要ではないとの意見もあります。
独立洗面台はどんな人にオススメなのでしょうか。

独立洗面台をオススメする人はこんな人

◆カップル・ファミリーなど同居する人数が多い人 誰かがお風呂に入っていると洗面所が使えないのは不便です。
◆来客が多い人 お客様が洗面台を使いたい場合、独立していると便利。
◆どうしても「洗面所」がないと無理という人 やっぱりあると何かと便利な設備です。
◆掃除する箇所が増えても苦痛でない人 設備が増えると掃除する場所も必然的に増えていくので、苦痛じゃない人にはオススメです。

独立洗面台の設置が必要のない人

◆1人暮らしの人 特に男性は、そこまで独立洗面台を重要視していないことが多いです。
◆掃除することが面倒な人 あちこち掃除するのが面倒だなと感じる人は無理に設置しなくてもいいかもしれません。
◆家賃重視の人 あったほうが便利でも家賃が上がるなら妥協できるという人は独立洗面台を希望条件から外すといい物件に出会えるかも

まとめ

いかがだったでしょうか。
独立洗面台の必要性についてまとめてみました。
とっても人気の設備ですが、設置のないお部屋も多いです。

なくても工夫次第で快適に暮らせるので、ご自身の好みに合うようなお部屋に作り替えていくのも面白いかもしれませんね。
(もちろん賃貸なので限度はありますが…)

全員にとって100%必要な設備というのはありません。
「友達があると便利って言ってたから…」とか
「家族がないとダメだっていうから…」という理由で選択肢を狭めるのではなく
自分のしたいライフスタイルを想像して選び取ってくださいね!